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透析を受ける専用の血管を造る手術です。
通常は、手首や肘で動脈と静脈を繋ぎ合わせる手術です。

当院では、局所麻酔ですべて日帰りで行います。

内シャントは、血流が悪くなったり、血管が細くなったり、時には詰まってしまうこともあります。

このような症状には、風船(バルーン)のついたカテーテルを使って、 内シャント内をバルーンで膨らませ、狭くなった部分を拡張することで血流を確保、 再開させる治療を行います。

またアンギオ検査は、血管内に造影剤を流しエックス線で撮影することで、 血管の状態を観察する検査法です。

血管内焼灼治療は、血管がボコボコしたこぶになる伏在型静脈瘤に対して行います。 悪くなった伏在静脈にファイバーを入れて静脈の内側から焼いてつぶす治療です。
ストリッピングと同様の治療効果、安全性、体に与える負担の軽さがあります。
ストリッピングと比べ、皮膚切開の数を少なくすることができ、通常は1か所から針を刺すだけで行えます。
当クリニックでは保険適用となる「ELVeS 1470」というレーザー機器およびラジオ波を用いて保険診療で行っています。
また、必要に応じて小切開で細かい瘤の切除や注射による治療 (硬化療法)を行います。







日本で初めて厚生労働省より承認され、健康保険が適応となったレーザー照射器です。 手術創がほとんどなく感染のリスクも低い治療法で、より身体に負担が少なく安全に手術が行え、 世界中で年間10万例以上の患者さんに施行されています。

当クリニックでは、2014年8月から新しい機器(ELVeSレーザー1470)を導入し、 より痛みの少ない治療が可能になりました。


治療費については「診療・治療費」を参照ください。



エンドヴィーナスクロージャーシステムでは460kHzのラジオ波(高周波)を使い、カテーテルを使用して治療を行います。 120℃の温度で静脈壁を焼灼することで、静脈壁のコラーゲン繊維が厚く熱変性します。それにより繊維性閉塞が起きるという仕組みです。
現在保険適応されているのはアメリカVNUS社のClosureのみです。
手術方法は、従来のレーザーを用いたカテーテル治療とほぼ同じです。

《ラジオ波(高周波)システムの特徴》
 ・周辺組織がダメージを受けない
 ・静脈壁をよりばらつきなく均一に焼灼できる
 ・早く焼灼することが可能



シアノアクリレート系接着剤による「血管内塞栓治療(グルー治療)」
血管内塞栓術は医療用の接着剤を下肢静脈瘤が出来てしまった血管に注入し、 血管を閉塞する治療法です。
術後の弾性ストッキング着用が不要ですぐに日常生活に戻れます。
欠点としてはまれに接着剤に対するアレルギー反応が起こることがあります。


内シャント診察の場合はできるだけ医療機関様からのご予約をお願い致しております。
(ただし、緊急を要する場合は医療機関様から直接ご予約をお願いします)
下肢静脈瘤診察は患者様からお電話で診察予約をお願い致します。

◆初診時必要書類
 診療情報提供書(透析導入日・導入病院・バスキュラアクセス治療歴を記載してください)
 投薬情報・採血データ(感染症を含む)
 心エコー・心電図・直近の透析記録3回分

◆再診時必要書類(定期受診の場合)
 直近の透析記録3回分
 特にトラブルがなければ診療情報提供書は不要です。